2023年11月1日 今日から失業者

今朝は普段と同じ時間に目が覚めた。

秋晴れ、快晴なので、そのまま起きて洗濯をした。

 

退職前日まで、最後の1日が終わったら清々すると思っていた。

当日になって。周囲の人々への挨拶を終えて、工場を出た時も、清々したとは思わなかった。

ほっとした。肩の荷が下りた、という感じだった。

ほっとした、というのが一番だった。解放感とかは無い。凪いだ心境で、日付が変わって今日になっても、それは同じで、変わらない。

昨日も一昨日も失業者だったみたいに、昨日まであの職場で働いていたとは思えない程、遠くの景色に、もはや成り果てている。

気持ちが、それ程に離れてしまっていたのかなと思う。

先週も「お前ら頭おかしいだろ」な事態が起こって。その頃はここにあと数回しか来なくていいんだと思っていたのに、もう「そういえばそうだったな」としか思わない。

先月初旬くらいにはまだ有った「配慮してもらえればまだ働けたのに」という気持ちは、すっきり燃え尽きてしまったのだった。

もう行かない職場。もうしない仕事。もう会わない人々。

我ながら、薄情だなあ。

「お世話になりました」と菓子折を置いていく昭和的風習は、迷ったけど、やめた。女性陣にだけちょこっとお菓子を渡した(こちらももらってしまった)

今週は、世間も明後日から三連休であることだし、掃除片付け、買い物なんかで過ぎるだろう。

職探しは急務であるのだけど、やっぱり温泉に行きたい。