就業4ヶ月

就業して4ヶ月過ぎた。

正規雇用とはいえ継続的に収入があるので、失業中と比べれば、財布のひもが緩くなる。

1年で最悪の月、3月は花粉症の時期でもあるので。「乳酸菌が良い」というネット情報にすがってヨーグルトをよく買ったりした。

アロエヨーグルトおいしーい」とか思っていると、3月下旬に過去最悪の面疔ができた。

面疔は弱ってる時に出てくる。「免疫力をあげないと」と、野菜を多めに摂る努力をした。過去最速で治まりつつあるところをみると、ヨーグルトと野菜が効いているのかもしれない。

この季節は八朔が食べたいので、時々1袋買う。見た目がよくない割安なのを買っておいしいと、嬉しい。ミニトマトは房付きの方をつい買ってしまう。味の外れが少ないから。

嗜好品系の食べ物を買う時「残業すればいいし」とか思っている節がある。でも物価高には滅入る。肉は買う機会が減った。牛肉は元より2、3ヶ月に1度程しか買わないが。

トイレットペーパーの特売がないことにどん引く。玉子は、値段を気にしないことにしないと、買えない。

 

今月に入って仕事量が減ってきた。「戦争の影響で」という説明があった。残業し放題の時期は終わりで、今夏までの契約期間は更新されず終了ということを考えなければならない。

それも仕方ないか、と思う。

長期雇用はないな、とは察しがついていたし。加えて、ロシアの動向を見通すのは不可能だ。

今夏で退職してもいいか、と思えるのは。職場の人々は、主に親切で良い人達だけど、業務上で年度末から立て続けに「正気か」という出来事があって愛想が尽きた、というのもある。

「嘘でしょ」「頭おかしいんじゃないの」から「正気か」に至ると。居るだけでメンタルをやられてしまう。

黙々と仕事してりゃいいブラック企業の方がまだマシという気がしてきた。

 

夕食後。ヨーグルトを食べながら「食洗機欲しいなー」と思う。阿呆である。

来年の今頃には失業者かもしれない、餓死した死体になっているかもしれない。考えてもしょうがないことを思い煩うのも阿呆である。

こうしてなし崩しに生きてきて、不可逆点を越えてしまったのも、阿呆である。

阿呆は死ななきゃなおらない、というのは事実なのだな。