就業5ヶ月

現職場に就業して、5ヶ月超経過。

年度末の「正気か」に比べれば、4月最終週の状況は「まじかよ」程度だった。

工場で働くってこんな感じだったかなと最近思う。近年は倉庫だったり加工場だったりで、ガチ製造業は久々なので。

現場とか上の意向とか、他部署、前工程や後工程の現場との、力関係とか軋轢とか。

12月初旬に繁忙期のバイトで入った。

私より後に入ったバイトは4月末までに3人辞めた。新人離職率30%台、いいペースだ。退職前に話を聞いたりはしなかっけど、三者三様の理由の見当はつく。「何で」「そんなことで」とは思わない。

社員じゃない。仕事を覚えて長く働いてほしいと望まれてもいない。逃げられたら困るとさえ思われてない。私がもし「明日から来なくていい」と言われたら、また失業かと愕然とする前に、「もうここに来なくていいんだ」と思うだろう。そういう職場で、こういう職場でもないと、履歴書が酷いアラフィフのおばさんは雇わないーー以前にも書いたか。

私を含むバイト数名がぽんこつのせいか、現場の社員の1人が「闇落ち」した。

バイトの過失を発見して「何でこんなことするんですか」と叱る。毎日のように誰かが何かやらかす我々も相当まずいのだが、「何でこんなことするんですか」は、ない。単なる不注意とか間違った思い込みが原因である。

係長は、何故こうなったかを問い、これが後過程でどういうトラブルの元になるか説明し、締めて、終える。身近にいるお手本が、彼の視界には入らないらしい。

そして係長は多忙なので、トラブル発生時以外の時の現場が視界に入らない。

社員の彼は。不出来で物覚えの悪いバイトどもに怒り心頭の日々ーーでもあるのだろうが。

非の打ち所なく正しい立場から他者を糾弾する快感に取り憑かれてしまったようにも見える。

「あんたさー、そうなったら人生詰んじゃうよ?」と思う。老婆心というやつである。

「あーあ」と思いつつ何も言わない。関わりたくない。私は「オマエにだけは言われたくない」類の人間だし、自分が正しいと思っている人間は、この世で最も面倒かつ怖ろしい連中だ。

物価は上がる一方だし、何もかも嫌になる、今日この頃である。