就業7ヶ月

膝が痛い。

最初に膝を痛めたのは30代半ばで、40代後半からサポーターなしで長時間歩けない。

そんな有様なのでサポーターを常用しているのだけど、職場の空調設備は昭和なので。膝裏が汗でかぶれないように、膝の上下をマジックテープで固定するサポーターを使っても、結局かぶれてしまい、フルコートの世話になっている。治るまでサポーターはできない。膝が痛い。

空調設備がやばいーーエアコンがないーーことには、工場見学の時に気付いていた。

冷房ががんがん効いてる方が苦手だし何とかなるだろ、と思った。真冬の底冷えはウール100%のインソールと靴下用カイロで乗り切れたが、酷暑をしのぐグッズは、ない。保冷剤を入れられる首巻きなんて、職場に利用できる冷蔵庫がなければ意味がない。無論、ない。

アラ還の社員さんには「あんた絶対倒れる」という、不吉な予言をたまわる。

膝は痛いし、スポットクーラーというやつは始終強風を送ってくるので、ドライアイが悪化する。ブログ更新してる場合じゃない。

不具合が出てきて当然の年頃とはいえ。ここで働いている限り、心身を日常に障りのない状態でキープしつつ一軒屋持ちおひとり様の責務との並走は、できそうにない。

 

7ヶ月もいると。「まじか」「正気か」という気が失せてきた。

物事の流れというのは。AをBするとCという状況になり、Dというリスクが生じそうなのでEという対策をとる、というのが普通だと思っていた。

今の職場は。上からAをBしろという指示が降ってきて、C及びDが予測できても、対策Eをとる権限が、多分ない。状況CのままリスクDは現場でもろかぶりである。

これで何年も過ごしていたら「嘘でしょ」「まじか」とか思わないだろーなと思う。

「これ何とかならないの」と思ってしまうと、ストレスでやられてしまうーーて、今の私ではないですか。

30年以上フリーターでしか稼いでない不埒な人間だが「知ったことか。時給が減る訳じゃなし」の境地には至れない。「このやってられない感に耐えるのも時給のうち」の境地にも。

朝礼で効率云々を言われるとうんざりする。

上には数字だけが上がっていて現場は不可知領域に沈んでるんじゃないかと思う。

現場は、何処もそうか。