2023年6月26日 堤防の亀

やな感じに疲れていたので、職場からの帰路、少し遠回りして、堤防の道を原付で走っていると、でかい亀が、前を横切ろうとしている。

前後に車がいなかったので。「ああもう」と、路肩に原付を止める。近づくと亀はシュッと首と手足を引っ込める。「今時その防御は通用しねえんだよ」と、亀を持ち上げて、亀が来た側の、川の土手に置いた。あんた何十年生きてんだよサイズのミドリガメで、2キロはありそうだった。

川側に置いたけれど。次にこの道を通った時には、亀の轢死体があるのでは、と悪い想像をしてしまう。

外来種の亀。誰かの都合の因果で川に暮らし、誰かのたかが移動が亀を殺す。

こういう時、人間稼業がいやになる。